2019.08.03 更新|
- 家の建て方
広い大きな窓が欲しい!←それが危ない・・・。

『週刊誌SPA!を通して家の違いを知るー7』
週刊誌SPA!の2ページ目に、窓に関して、
環境衛生コンサルタントの松本忠男氏は、コールドドラフト(冷たい窓辺から発生する下降冷気のこと)に注意を促す。
「窓が大きいと、室温が外気の影響を受けやすくなるため、エアコンをより強く効かせる必要が出てきます。それによって結露が多く発生し、カビの増殖を促します」
と、ありました。
では、窓に関する資料をご覧ください。
ヨーロッパの窓の断熱性能基準値:Uは、ほぼ全域が数値1点台。
それに対して日本の数値は、
北海道でさえ、2、33。
東京・名古屋・大阪・福岡では、4,65。
環境衛生コンサルタントの松本忠男氏がおっしゃる、
コールドドラフト(冷たい窓辺から発生する下降冷気のこと)に注意を促す。
が、日本の窓ではいかに多くあるかってことですね。
‟先進国”といわれる日本。
でも窓の現状は、ほとんどがこの程度。
とは言え昨今、住宅の改革が進められています。
このように、窓の性能が上がっているのも確か。
でも、その意味がわからない人が多くいるでしょう。
さらに、その効果が実感できていない人も多いと思うのです。
なぜなら、
「新築なのに、この家に入って子供のアレルギー・アトピーがひどくなった。
主人の鼻炎も、より悪くなった」
などの声を多く聞くからです。
その理由は、
‟住環境”を第一に捉えた家づくりが、まだ日本では確立されていないからです。
学ぶべきは、『住環境』です。
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